レンズ名
メーカー
含水率
DK値
中心厚
アクエア
SEIKO
38
8.4
0.04
2Wアキュビュー
J&J
58
28.0
0.11
メダリスト
B&L
38.6
9.5
0.035
フォーカス
CIBA
55
16.0
0.10
14−UV
SEED
74
39.1
0.14

上の表は現在発売されている主な2週間タイプ使い捨てコンタクトレンズの基本仕様比較表です。DK値はメーカーによる測定法の統一性がなく単純に比較できませんがいいところだと思います。まず用語の意味を説明します。

含水率
レンズがどの位、水を含んでいるか。乾燥時のレンズ重量を生理食塩水(保存液)に浸漬した後の膨張した重量で割った数値。DK値と密接に関係する。(DK値の欄で説明)
この数値が高いほど、目の中で乾燥したレンズが涙を吸収するため、目が乾きやすい

DK値(酸素透過係数)
物質がガス(酸素)をどの位通すかを表す数値。
高いほど酸素を良く通す素材といえる。
含水性のソフトレンズ(市販されているほとんどのソフトレンズ)はレンズに含まれる水を介して目に酸素が送り込まれるため、含水率が高いほどDK値も高くなる

中心厚
レンズ中心部の厚み。単位はミリ。数値が小さいほど薄いレンズといえる。中心厚を含めたレンズ全体の厚みが装用感に影響を与える。
ちなみに度数が強くなれば中心厚は更に薄くなるが周辺部は厚くなるため結果的に度数が強い人ほど分厚いレンズになる。

結局、レンズを酸素がどれだけ通すかは素材自体の透過性(DK値)の他にレンズの薄さも関係するため上の5つのレンズの性能に優劣をつけるのは難しい。なぜなら、高含水(=DK値の高い)レンズは低含水レンズ(=DK値の低い)と比べてレンズに厚みがあるからである。ただ、ひとつ言えることは、数値上はアクエアとメダリストが似たタイプ、2Wアキュビューとフォーカスが似たタイプと言えるかもしれない。しかし、ケア方法も違うわけだし、ハンドリング(着脱のしやすさ)も違いますので実際に試してみるのがいいでしょう。実際にしばらく使ってみると違いを感じられるでしょう。